目次
- 1. 第1章|老人ホーム入居時には何を持っていけばいい?
- 2. 第2章|老人ホーム入居時の持ち物一覧
- 3. 第3章|衣類・下着は何枚必要?
- 普段着・下着・靴下
- パジャマ・部屋着
- 季節に合わせた衣類
- 衣類には名前を書く
- 4. 第4章|室内履きは何を選べばいい?
- 5. 第5章|洗面用品・日用品は何が必要?
- 洗面・口腔ケア用品
- 衛生用品
- 眼鏡・補聴器・入れ歯
- 6. 第6章|薬・お薬手帳はどう準備する?
- 持参前に確認するもの
- 7. 第7章|家具・家電は持ち込める?
- 8. 第8章|老人ホームに持ち込めないものは?
- 火気を使用するもの
- 刃物や危険物
- 高額な現金・貴重品
- 食べ物の持ち込み
- 9. 第9章|認知症がある方の持ち物は何に注意する?
- 家族が確認したいポイント
- 10. 第10章|病院から直接老人ホームに入居する場合
- 病院と確認したいこと
- 退院まで時間がない場合
- 11. 第11章|身寄りがない・家族が遠方の場合は?
- 12. 第12章|入居前日・当日・入居後に分けて準備する
- 13. 第13章|保存版・老人ホーム入居時の持ち物チェックリスト
- 14. 第14章|老人ホーム入居時の持ち物に関するFAQ
- Q1. 老人ホームの入居時に最低限必要なものは?
- Q2. 衣類は何日分必要ですか?
- Q3. 老人ホームにテレビや冷蔵庫を持ち込めますか?
- Q4. 老人ホームに現金や通帳を持っていってもよいですか?
- Q5. 認知症の親には何を持たせるとよいですか?
- Q6. 病院から直接入居するとき、薬はどうすればよいですか?
- Q7. 家族がいなくても老人ホームへの引っ越し準備はできますか?
- 15. 第15章|足立区・葛飾区で入居準備に困ったら
- 16. 第16章|まとめ:持ち物は「たくさん用意する」より「必要なものを確認する」

老人ホーム入居時の持ち物完全ガイド|必要なもの・不要なもの・チェックリスト【2026年版】
第1章|老人ホーム入居時には何を持っていけばいい?
老人ホーム入居時には、衣類・下着、室内履き、タオル、洗面用具、日用品、服用中の薬、お薬手帳、施設から指定された書類などを準備します。
ただし、すべての老人ホームで必要な持ち物が同じとは限りません。
ベッドや寝具、タオル、紙おむつなどが用意されている施設もあれば、入居者自身で準備する施設もあります。
最初に施設から持ち物一覧をもらい、「必要なもの」「施設が用意するもの」「持ち込めないもの」を確認することが大切です。
第2章|老人ホーム入居時の持ち物一覧
まずは一般的な持ち物を一覧で確認しましょう。
| 分類 | 主な持ち物 | 注意点 |
|---|---|---|
| 衣類 | 普段着、肌着、下着、靴下 | 洗濯頻度に合わせる |
| 寝間着 | パジャマ、部屋着 | 着替えやすさを重視 |
| 履物 | 室内履き、外出用靴 | 転倒防止を優先 |
| タオル | フェイスタオル、バスタオル | 施設備品を確認 |
| 洗面用品 | 歯ブラシ、歯磨き粉、ヘアブラシ | 口腔状態に合わせる |
| 衛生用品 | ティッシュ、保湿用品、紙おむつ | 施設指定品や料金を確認 |
| 医療関係 | 処方薬、お薬手帳、医療情報 | 施設との引き継ぎが必要 |
| 書類 | 介護保険被保険者証など | 原本・写しの指定を確認 |
| 生活用品 | コップ、時計、眼鏡、補聴器 | 紛失防止に記名 |
| 趣味用品 | 写真、本、手芸用品など | 本人の希望を尊重 |
| 家具・家電 | 収納家具、テレビなど | 持ち込み許可・サイズ確認 |
この一覧は一般例です。施設の指定リストを優先してください。
第3章|衣類・下着は何枚必要?
普段着・下着・靴下
目安として、洗濯の頻度に応じて5〜7日分程度を準備すると考えやすくなります。
ただし、施設によって洗濯回数や収納スペースが異なります。
食事中に衣服が汚れやすい方や、失禁がある方は、追加の着替えが必要になる場合があります。
パジャマ・部屋着
パジャマは2〜3組程度を一つの目安にし、必要に応じて調整します。
介助を受ける方は、着脱しやすいデザインかどうかも重要です。
季節に合わせた衣類
冬場はカーディガンや上着、夏場は薄手の羽織物などがあると便利です。
ただし、室温管理された施設では、自宅と必要な衣類が異なる場合があります。
季節外の衣類をすべて持ち込まず、必要に応じて入れ替える方法もあります。
衣類には名前を書く
老人ホームでは、ほかの入居者の衣類と一緒に洗濯・管理される場合があります。
そのため、施設のルールに従って衣類やタオルなどに名前を付けましょう。
洗濯表示やタグの位置など、記名方法が指定される場合もあります。
第4章|室内履きは何を選べばいい?
老人ホームでは、転倒しにくい履物を選ぶことが大切です。
室内履きは、かかとが安定し、足に合ったサイズで、滑りにくいものを検討しましょう。
スリッパや脱げやすいサンダルは、本人の歩行状態によっては適さない場合があります。
車椅子を利用する方でも、移乗時に足を床につく場合があるため、履物の安全性は重要です。
足のむくみ、装具の使用、足の変形などがある場合は、施設スタッフやリハビリ専門職などに相談して選びましょう。
第5章|洗面用品・日用品は何が必要?
洗面・口腔ケア用品
歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、ヘアブラシ、義歯ケース、義歯洗浄用品などが候補になります。
義歯の使用状況や口腔ケアの方法に応じて、必要なものを確認してください。
衛生用品
ティッシュ、保湿クリーム、リップクリーム、ウェットティッシュなどが必要になる場合があります。
紙おむつや尿取りパッドは、施設側が用意するのか、家族が購入するのかを確認しましょう。
眼鏡・補聴器・入れ歯
これらは日常生活に欠かせないものです。
ケースや保管場所を決め、必要に応じて記名しましょう。
特に補聴器や入れ歯は小さく、紛失時の生活への影響も大きいため、施設と管理方法を確認することが重要です。
第6章|薬・お薬手帳はどう準備する?
老人ホーム入居時に、特に慎重に準備したいのが薬です。
処方薬は、単に袋に入れて持参するだけではなく、施設側と服薬内容・数量・管理方法を確認する必要があります。
持参前に確認するもの
- 現在服用している処方薬
- お薬手帳や最新の薬剤情報
- 点眼薬、塗り薬、貼り薬、吸入薬など
- インスリンなど、特別な管理が必要な薬
- 市販薬やサプリメントの使用状況
- アレルギーや副作用に関する情報
薬を何日分用意するかは、施設の指示や次回受診日などによって異なります。
また、本人が薬を自己管理するのか、施設が管理するのかも確認しましょう。
飲み残した薬や中止された薬を、自己判断で新しい施設へ持ち込んで使用することは避けてください。
入院先から直接入居する場合は、病院側と施設側で退院時の処方内容を共有することが重要です。
第7章|家具・家電は持ち込める?
老人ホームの居室には、ベッドや収納家具などが備え付けられている場合があります。
持ち込む前に、次の点を確認しましょう。
| 持ち込みたいもの | 確認事項 |
|---|---|
| タンス・収納ケース | サイズ・設置場所・転倒防止 |
| テレビ | 設置可否・アンテナ・電気料金 |
| 冷蔵庫 | 設置可否・電気料金・衛生管理 |
| 電気ケトル | やけど防止・使用ルール |
| 加湿器 | 管理方法・使用許可 |
| 仏壇 | 大きさ・火気使用の可否 |
| 写真・時計 | 飾れる場所・設置方法 |
使い慣れた家具や写真は、新しい生活環境になじむ助けになることがあります。
ただし、居室が狭くなり、歩行や車椅子での移動に支障が出ないよう注意しましょう。
大きな家具は、搬入経路やエレベーターのサイズも確認してから運びます。
第8章|老人ホームに持ち込めないものは?
持ち込み禁止品は施設によって異なりますが、安全管理上、制限されやすいものがあります。
火気を使用するもの
ライター、ろうそく、線香、カセットコンロなどは、火災防止のため制限されることがあります。
仏壇を持ち込む場合も、火を使わないLEDろうそくなどで代用できるか確認しましょう。
刃物や危険物
包丁、カッター、はさみなどは、持ち込みや保管方法に制限がある場合があります。
爪切りや電気シェーバーなども、本人の状態に応じて施設と相談してください。
高額な現金・貴重品
多額の現金、高価な宝飾品、通帳、印鑑などは、原則として持ち込み前に管理方法を確認しましょう。
施設が現金を預かる場合は、預かり範囲や記録方法、管理費用などを確認することが大切です。
食べ物の持ち込み
お菓子や食品の持ち込みも、誤嚥、食事制限、衛生管理などの理由で制限される場合があります。
特に糖尿病や嚥下障害がある方は、事前に施設へ確認してください。
第9章|認知症がある方の持ち物は何に注意する?
認知症がある方の場合は、持ち物を増やすことよりも、使い慣れたものを安全に使用できる環境を整えることが大切です。
例えば、普段から使っている時計、家族写真、お気に入りの衣類などが候補になります。
一方で、紛失しやすい小物や、本人が扱うと危険なものは、管理方法を確認する必要があります。
家族が確認したいポイント
- 本人が日常的に使用しているものは何か
- 物の置き場所が変わると混乱しやすいか
- 眼鏡・補聴器・入れ歯をどのように管理するか
- 衣類や私物の名前付けはどうするか
- 貴重品や現金を本人が管理できるか
認知症の症状や生活習慣には個人差があります。
ご本人の意思をできるだけ尊重しながら、施設と相談して準備しましょう。
第10章|病院から直接老人ホームに入居する場合
退院後、自宅に戻らず老人ホームへ入居する場合は、通常の引っ越しとは異なる準備が必要です。
特に重要なのは、荷物だけでなく医療・介護情報を確実に引き継ぐことです。
病院と確認したいこと
- 退院予定日と施設への到着時間
- 退院時の処方薬と薬剤情報
- 診療情報提供書など必要な医療書類
- 食事形態や水分摂取に関する注意点
- 移動時の介助や介護タクシーの必要性
- 車椅子・歩行器などの取り扱い
入院中に使用していた物品が、そのまま施設で使用できるとは限りません。
病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)や退院支援担当者と連携し、施設の受入担当者にも確認しましょう。
退院まで時間がない場合
すべての家具や衣類を一度に搬入する必要はありません。
施設と相談し、まずは入居当日から必要な衣類、衛生用品、薬、必要書類などを優先して準備する方法があります。
ただし、薬や医療情報の引き継ぎは後回しにしないでください。
第11章|身寄りがない・家族が遠方の場合は?
「一人暮らしで、荷物を運んでくれる人がいない」
「子どもは遠方に住んでいる」
「身元保証人を頼める親族がいない」
こうした場合、持ち物の準備だけでなく、搬送、荷物整理、契約、緊急連絡先などの問題が重なることがあります。
まず、施設がどこまで対応するのかを確認しましょう。
そのうえで、荷物の搬送、日用品の購入、入居後の補充、旧居の整理などについて、誰が対応するかを整理します。
身元保証人がいないことだけで老人ホームへの入居が必ずできなくなるわけではありません。
ただし、施設から求められる緊急連絡や費用の保証、退去時の対応などは、個別に確認する必要があります。
また、成年後見制度を利用している場合でも、成年後見人が当然に身元保証人になるわけではありません。
荷物の準備と身元保証は別の問題として整理し、必要な支援を検討することが重要です。
第12章|入居前日・当日・入居後に分けて準備する
入居準備スケジュール
3段階で確認
- 入居前日まで施設の持ち物一覧を確認し、衣類への記名、薬・書類の確認、搬入日時の調整を済ませます。
- 入居当日薬と医療情報を担当者へ引き継ぎ、衣類・日用品の収納場所、貴重品の管理方法を確認します。
- 入居後1〜2週間実際の生活で不足しているものを確認し、必要な衣類や日用品を追加します。
最初から大量の荷物を持ち込むと、収納や管理が難しくなる場合があります。
入居後の生活を確認しながら、必要なものを追加する方法もおすすめです。
第13章|保存版・老人ホーム入居時の持ち物チェックリスト
入居準備チェックリスト
0 / 21 項目
衣類・履物普段着・部屋着下着・肌着・靴下パジャマ室内履き・外出用靴季節に合わせた上着
日用品・生活用品タオル類歯ブラシ・口腔ケア用品ヘアブラシ・保湿用品ティッシュなどの消耗品眼鏡・補聴器・入れ歯とケースコップ・時計など施設指定品
医療・書類現在服用中の薬お薬手帳・薬剤情報介護保険被保険者証など指定書類診療情報提供書など指定された医療情報緊急連絡先・契約関係の確認
施設との事前確認持ち込み禁止品を確認家具・家電の持ち込み可否を確認衣類への記名を完了搬入日時・搬入方法を確認入居後の日用品補充方法を確認
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このリストは一般的な準備用です。実際の持ち物は、入居先施設の指定を優先してください。
第14章|老人ホーム入居時の持ち物に関するFAQ
Q1. 老人ホームの入居時に最低限必要なものは?
衣類・下着、室内履き、洗面用品、薬・お薬手帳、施設指定の書類などが基本です。タオルや寝具などは施設が用意する場合もあります。
Q2. 衣類は何日分必要ですか?
洗濯頻度に合わせて5〜7日分程度を一つの目安にできます。ただし、本人の状態や施設の収納スペースによって調整が必要です。
Q3. 老人ホームにテレビや冷蔵庫を持ち込めますか?
施設によって異なります。電気料金、設置場所、安全管理などの条件を事前に確認してください。
Q4. 老人ホームに現金や通帳を持っていってもよいですか?
貴重品の持ち込み・保管方法は施設のルールによります。紛失防止のため、多額の現金などは事前に管理方法を相談しましょう。
Q5. 認知症の親には何を持たせるとよいですか?
本人が使い慣れた衣類、時計、写真などが候補になります。安全性や紛失防止にも配慮し、施設と相談して選びましょう。
Q6. 病院から直接入居するとき、薬はどうすればよいですか?
退院時の処方内容と薬剤情報を、病院から施設へ適切に引き継ぐ必要があります。必要な薬の数量や管理方法を事前に確認してください。
Q7. 家族がいなくても老人ホームへの引っ越し準備はできますか?
必要な支援を組み合わせて準備できる場合があります。施設が対応できる範囲や、荷物の搬送、日用品の補充、緊急連絡先などを整理して相談しましょう。
第15章|足立区・葛飾区で入居準備に困ったら
「老人ホームへの入居が決まったけれど、何を準備すればいいか分からない」
「退院が迫っていて、荷物の準備まで手が回らない」
「親族が遠方で、入居手続きの相談ができない」
「身元保証人がいないため、入居準備が進まない」
このような場合は、一般社団法人東京都社会福祉支援センターへご相談ください。
当センターでは、老人ホーム紹介、身元保証、居住支援、退院後の住まいに関するご相談に対応しています。
東京都指定の居住支援法人として、高齢者などの住まいの確保に関する支援にも取り組んでいます。
ご本人やご家族はもちろん、ケアマネジャー、病院MSW、地域包括支援センターなどの支援者からの相談にも対応しています。
施設がまだ決まっていない段階でも、入居先は決まったものの準備に困っている段階でも構いません。
必要な支援内容や関係機関との連携について、一緒に整理します。
第16章|まとめ:持ち物は「たくさん用意する」より「必要なものを確認する」
老人ホームへの入居準備で大切なのは、すべての生活用品を新しく買いそろえることではありません。
施設に何が用意されているかを確認し、ご本人が安全に、できるだけ普段どおりの生活を送れるよう準備することです。
特に薬、医療情報、必要書類の確認は優先しましょう。
そして、入居準備が難しい事情がある場合は、一人で抱え込まず、早めに相談することが大切です。
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