老人ホーム見学のポイント15選!後悔しないチェックリストと質問例【2026年版】

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目次


老人ホーム見学のポイント15選!後悔しないチェックリストと質問例【2026年版】

第1章|老人ホーム見学では何を確認すればいい?

老人ホームの見学で最も重要なのは、建物のきれいさや料金だけでなく、**「本人が安心して暮らせるか」「必要な介護や医療に対応できるか」「将来も住み続けられるか」**を確認することです。

特に、スタッフの対応、入居者の様子、食事、夜間の介護体制、追加費用、退去条件は、見学時に確認したいポイントです。

パンフレットでは分からない日常生活の様子を確認し、複数の施設を比較しましょう。

第2章|老人ホーム見学前に準備すること

施設見学は、ただ現地へ行けばよいわけではありません。

事前に希望条件を整理しておくことで、施設の担当者にも必要な情報を伝えやすくなります。

① 本人の希望を確認する

まず、ご本人がどのような生活を希望しているのか確認しましょう。

例えば、静かに暮らしたい方と、ほかの入居者との交流を楽しみたい方では、合う施設が異なります。

確認したいのは、食事の好み、生活リズム、趣味、外出の希望、家族との面会、現在の住まいからの距離などです。

本人が見学に同行できる場合は、できるだけ本人の感想も聞きましょう。

② 介護・医療の状況を整理する

要介護度だけでなく、歩行、食事、排泄、入浴、服薬、認知症の状況、医療的ケアの有無などを整理します。

例えば、同じ要介護3でも、必要な介護や医療の内容は異なります。

施設に何を確認するべきかは、ご本人の状態によって変わります。

③ 予算を決める

月額料金の上限だけでなく、入居一時金や追加費用も含めて考えましょう。

年金収入、預貯金、家族の支援の有無などを踏まえ、長期的に支払える予算を確認することが大切です。

④ 見学予約をする

見学は事前予約が基本です。

食事やレクリエーションの様子を確認したい場合は、見学予約時に希望を伝えましょう。

感染症対策などにより見学できる場所が制限される場合もあります。

⑤ 重要事項説明書を確認する

東京都は、有料老人ホームの重要事項説明書を公開しています。

職員体制、サービス内容、料金などの確認に役立ちますが、掲載内容が最新とは限らないため、契約前には施設から最新版を取り寄せましょう。

福祉局

第3章|老人ホーム見学で確認したい15のポイント

ポイント1|スタッフの対応・言葉遣い

最初に確認したいのは、スタッフが入居者へどのように接しているかです。

見学者への丁寧な説明も大切ですが、それ以上に普段の入居者への接し方に注目しましょう。

入居者の話を最後まで聞いているか、本人の名前を呼んでいるか、尊厳に配慮した言葉遣いかなどを確認します。

一度の見学だけで施設全体を判断することはできませんが、普段の対応を知る手がかりになります。

ポイント2|入居者の表情と施設の雰囲気

食堂や共有スペースでは、入居者がどのように過ごしているかを見てみましょう。

会話を楽しむ方、静かに過ごす方など、生活の仕方はさまざまです。

全員が常に笑顔である必要はありません。

大切なのは、本人が希望する生活に合った環境かどうかです。

ポイント3|居室の広さと使いやすさ

居室では、ベッド、トイレ、収納、洗面設備、ナースコールなどを確認します。

車椅子を使用している方は、移動しやすい広さや動線があるかが重要です。

また、家具の持ち込み、テレビや冷蔵庫の設置、洗濯物の管理なども確認しておきましょう。

ポイント4|清掃・衛生管理

廊下、トイレ、食堂、居室などが清潔に保たれているかを確認します。

臭いが気になる場合も、原因や対応を施設に確認しましょう。

一時的な状況だけで判断せず、清掃頻度や感染症対策などを質問することが大切です。

ポイント5|食事の内容と対応

食事は毎日の楽しみの一つです。

献立、食事時間、食事場所、栄養管理などを確認しましょう。

また、きざみ食、ミキサー食、とろみ調整、治療食、アレルギー対応など、本人に必要な食事形態に対応できるかも重要です。

試食が可能かどうかは事前に確認してください。

ポイント6|介護スタッフの配置と夜間体制

日中だけでなく、夜間にどのような体制で対応しているかを確認します。

特に、夜間の排泄介助、転倒時の対応、緊急時の連絡体制は重要です。

「夜間もスタッフがいる」という説明だけでなく、夜間の勤務人数や緊急時の対応方法を具体的に聞きましょう。

ポイント7|医療機関との連携

協力医療機関の有無だけでなく、どのような医療支援を受けられるか確認しましょう。

看護師の配置時間、往診、通院時の付き添い、救急搬送時の対応などは施設によって異なります。

医療機関と連携していることと、施設内であらゆる医療行為に対応できることは同じではありません。

ポイント8|認知症への対応

認知症がある方の場合は、見守り体制、生活支援、行動・心理症状への対応などを確認しましょう。

「認知症の方も入居できますか?」だけでは不十分です。

夜間の不眠、外出しようとする行動、服薬管理など、本人の具体的な状況を伝えたうえで確認することが重要です。

ポイント9|リハビリ・機能訓練

歩行や身体機能の維持を希望する場合は、リハビリや機能訓練の内容を確認しましょう。

専門職の配置、実施頻度、個別対応の有無などは施設によって異なります。

施設名に「リハビリ」と付いていても、提供内容が同じとは限りません。

ポイント10|入浴・排泄の介助体制

入浴回数、入浴方法、介助体制を確認します。

介護度が上がった場合に機械浴などが利用できるかも重要です。

排泄介助については、本人の生活リズムやプライバシーに配慮した対応が可能か確認しましょう。

ポイント11|レクリエーションと日常生活

レクリエーションの内容だけでなく、参加が自由かどうかも確認しましょう。

集団活動が好きな方もいれば、一人で読書や趣味を楽しみたい方もいます。

本人の性格や生活習慣に合っていることが大切です。

ポイント12|家族の面会・外出・外泊

面会時間、予約の要否、外出・外泊の条件などを確認します。

家族が頻繁に訪問する予定なら、交通アクセスや駐車場の有無も重要です。

面会方法は感染症の流行状況などによって変更される場合があります。

ポイント13|月額料金と追加費用

月額料金には何が含まれ、何が別料金なのかを確認しましょう。

費用項目確認する内容
家賃・居住費月額料金に含まれるか
食費欠食時の精算方法
管理費含まれるサービス
介護保険自己負担要介護度や負担割合による違い
医療費・薬代別途負担の有無
おむつ・日用品実費・定額などの扱い
通院付き添い対応範囲と追加料金
理美容・レクリエーション有料サービスの有無

「月額15万円」と案内されても、実際の支払総額が15万円とは限りません。

必ず、本人の状態を踏まえた月額費用の見積もりを確認しましょう。

ポイント14|介護度が上がった場合の対応

今は元気でも、将来、歩行が難しくなったり、医療的ケアが必要になったりする可能性があります。

介護度が上がった場合、同じ施設で暮らし続けられるのか確認しましょう。

施設によっては、必要な医療・介護に対応できなくなった場合に、住み替えを検討することがあります。

ポイント15|退去条件と契約内容

見学で見落としやすいのが、退去条件です。

長期入院、医療的ケアの増加、契約解除などの取り扱いを確認しましょう。

また、入居一時金の返還条件、解約時の精算、原状回復費用なども重要です。

東京都も、有料老人ホームの契約・解約に関するトラブルを防ぐため、費用や重要事項説明書、運営方針などの確認を呼びかけています。

東京くらしWEB

第4章|老人ホーム見学で必ず質問したい10項目

見学時には、担当者へ次の質問をしてみましょう。

質問確認する目的
① 夜間は何人で対応していますか?夜間の介護・緊急対応
② 看護師は何時まで勤務していますか?医療対応の時間帯
③ 認知症が進行した場合も入居できますか?継続入居の可能性
④ 月額料金以外に何がかかりますか?実際の支払総額
⑤ 入院した場合、居室や料金はどうなりますか?入院時の契約条件
⑥ どのような場合に退去が必要ですか?退去リスク
⑦ 通院の付き添いはありますか?家族の負担
⑧ 身元保証人がいない場合は相談できますか?契約・連絡体制
⑨ 体験入居はできますか?入居前の生活確認
⑩ 入居までに何日程度かかりますか?予定の調整

特に、「どのような場合に退去が必要ですか?」は必ず確認したい質問です。

入居時には対応可能でも、健康状態の変化によって継続入居が難しくなる場合があるためです。

第5章|こんな老人ホームは注意?見学で気になるサイン

一つの出来事だけで施設の良し悪しを決めつけることはできませんが、次のような点が気になった場合は詳しく確認しましょう。

質問に対する説明が曖昧

「大丈夫です」「問題ありません」と説明されても、具体的な対応内容が分からなければ判断できません。

特に、医療対応、追加費用、退去条件は具体的に質問しましょう。

重要事項説明書や料金内訳を確認できない

見学時にすぐ用意できない事情がある場合もありますが、契約前には必要な資料を確認することが重要です。

説明内容と書面の記載が一致しているかも確認しましょう。

入居者への対応に違和感がある

スタッフの言葉遣い、プライバシーへの配慮、本人の意思を尊重しているかなどを観察します。

見学者への対応だけでなく、入居者への日常的な接し方を確認することが大切です。

契約を急かされる

空室状況によって判断を急ぐ必要がある場合もあります。

しかし、契約内容を理解できていない状態で署名することは避けましょう。

第6章|本人の状況別に確認したい見学ポイント

認知症がある方の場合

認知症の診断名だけでなく、生活上どのような支援が必要なのかを伝えましょう。

確認する内容は、夜間の見守り、服薬管理、本人が落ち着いて過ごせる環境、行動・心理症状への対応などです。

認知症の症状や必要な支援は一人ひとり異なるため、個別の対応方針を確認することが大切です。

医療的ケアが必要な方の場合

インスリン注射、経管栄養、在宅酸素、たんの吸引などが必要な場合は、施設の看護体制や医療機関との連携を確認します。

必要なケアの内容や実施時間によって、受け入れの可否が異なる場合があります。

「医療対応可能」という言葉だけで判断せず、具体的な内容を確認しましょう。

身元保証人がいない方の場合

老人ホームから身元保証人や緊急連絡先を求められる場合があります。

ただし、身元保証人がいないことだけで入居できないと決まるわけではありません。

施設が求める役割が、緊急連絡、費用の保証、入退院時の連絡、退去時の対応など、何なのかを確認することが大切です。

身元保証と連帯保証は同じものではありません。契約内容や責任範囲を確認し、必要な支援を検討しましょう。

退院が迫っている方の場合

病院から直接老人ホームへ入居する場合は、施設見学と並行して医療情報の共有や入居審査を進めることがあります。

病院MSWや退院支援担当者と連携し、退院予定日、必要な医療・介護、移動方法、服薬情報などを確認しましょう。

空室があっても、受け入れに必要な確認が終わらなければ入居できない場合があります。

本人が見学できない場合

入院中や体調不良などで本人が見学できない場合は、家族や支援者が先に施設を確認することも考えられます。

ただし、本人の希望や意思をできる限り確認することが重要です。

施設が本人面談をどのように実施するか、オンラインや病院での面談に対応できるかなどを確認しましょう。

第7章|老人ホームは何件見学すればいい?

可能であれば、複数の施設を見学して比較することをおすすめします。

1施設だけでは、料金やサービス、施設の雰囲気が適切かどうか判断しにくい場合があります。

ただし、見学する施設数に決まりはありません。

本人の体調や退院予定日などによっては、多くの施設を見学することが難しい場合もあります。

大切なのは、見学件数を増やすことではなく、必要な条件を満たす施設を比較することです。

比較する際の優先順位

まず、医療・介護への対応と費用を確認しましょう。

そのうえで、本人の希望、生活環境、スタッフの対応、家族の面会のしやすさなどを比較します。

第8章|見学後に後悔しない施設比較の方法

見学直後は、どの施設もよく見えたり、反対に気になる点ばかり目についたりすることがあります。

そこで、同じ項目で比較することが重要です。

比較項目施設A施設B施設C
必要な介護への対応要確認要確認要確認
医療的ケアへの対応要確認要確認要確認
月額総額未確認未確認未確認
追加費用未確認未確認未確認
夜間の対応未確認未確認未確認
認知症への対応未確認未確認未確認
退去条件未確認未確認未確認
本人の希望との一致未確認未確認未確認
家族の面会のしやすさ未確認未確認未確認

施設の比較では、絶対に譲れない条件と、できれば満たしたい条件を分けると判断しやすくなります。

例えば、必要な医療的ケアに対応できることは必須条件でも、駅からの距離は調整できる場合があります。

本人の安全や生活に必要な条件を優先しましょう。

第9章|保存して使える老人ホーム見学チェックリスト

見学当日に使えるよう、15項目をまとめました。

見学チェックリスト

0 / 15 項目スタッフの言葉遣いや入居者への対応を確認した入居者の過ごし方と施設の雰囲気を確認した居室・トイレ・ナースコールを確認した館内の清掃・衛生管理を確認した食事内容と必要な食事形態への対応を確認した日中・夜間の介護スタッフ体制を確認した看護師の勤務時間と医療連携を確認した認知症への具体的な対応を確認したリハビリ・機能訓練の内容を確認した入浴・排泄介助の体制を確認した日常活動やレクリエーションを確認した面会・外出・外泊の条件を確認した月額総額と追加費用を確認した介護度・医療状態が変化した場合の対応を確認した退去条件・解約時の精算方法を確認した

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第10章|足立区・葛飾区で老人ホームを見学するときの注意点

足立区・葛飾区で老人ホームを探す場合、施設までの距離だけでなく、家族が通いやすいか、通院先との関係を維持できるかなども確認しましょう。

必要な介護・医療の条件によっては、荒川区、墨田区、江戸川区など周辺地域まで検討する方法もあります。

公的な情報も活用する

東京都では有料老人ホームの重要事項説明書が公開されています。

また、厚生労働省の介護サービス情報公表制度では、対象となる介護サービス事業所・施設の情報を比較できます。

福祉局

+1

見学で聞いた説明と、書面に記載されている内容を照らし合わせることが大切です。

第11章|老人ホーム見学についてよくある質問

Q1. 老人ホームの見学では何を見るべきですか?

スタッフの対応、入居者の様子、居室、食事、介護・医療体制、夜間対応、費用、退去条件などを確認しましょう。

Q2. 老人ホームの見学は何分くらいかかりますか?

施設によって異なりますが、見学と説明で1時間程度を見込むことがあります。詳しい所要時間は予約時に確認してください。

Q3. 老人ホームは何件見学すればよいですか?

決まりはありませんが、可能であれば複数施設を比較することをおすすめします。本人の体調や入居希望時期も考慮しましょう。

Q4. 見学時に食事の試食はできますか?

施設によって異なります。試食を希望する場合は、予約時に可否や費用を確認しましょう。

Q5. 本人が入院中でも家族だけで見学できますか?

家族が先に見学できる場合があります。ただし、本人の意思確認や施設による本人面談が必要になることがあるため、事前に確認しましょう。

Q6. 身元保証人がいなくても見学や入居相談はできますか?

相談はできます。施設が求める役割や契約条件を確認し、必要な支援を検討しましょう。

Q7. 老人ホームの見学だけで契約しなくても大丈夫ですか?

見学しただけで入居契約をする義務はありません。十分に比較・検討し、契約内容に納得してから判断しましょう。

第12章|老人ホーム選びに迷ったら東京都社会福祉支援センターへ

「施設を見学しても、どこが良いのか分からない」

「母に合う老人ホームを探したい」

「認知症があるので、受け入れ可能な施設を知りたい」

「入居費用や追加料金が心配」

「身元保証人を頼める人がいない」

「退院が迫っているので、早く施設を探したい」

このような場合は、一般社団法人東京都社会福祉支援センターへご相談ください。

当センターでは、老人ホーム紹介、身元保証、居住支援、退院後の住まいに関する相談に対応しています。

また、東京都指定の居住支援法人として、高齢者などの住まいの確保に関する支援にも取り組んでいます。

ご本人・ご家族はもちろん、ケアマネジャー、病院MSW、地域包括支援センターなど、支援者の方からのご相談にも対応しています。

相談するときに伝えていただきたいこと

  • 本人の年齢・要介護度・健康状態
  • 希望する地域と予算
  • 入居希望時期
  • 見学した施設で気になった点
  • 身元保証人や緊急連絡先の状況

まだ見学する施設が決まっていなくても構いません。

必要な介護・医療、費用、生活環境などを整理しながら、ご本人に合う住まい探しを考えます。

第13章|まとめ:見学で大切なのは「ここで暮らせるか」

老人ホームの見学では、設備の新しさや料金だけで判断しないことが重要です。

本人が安心して生活できるか、必要な介護・医療を受けられるか、将来の状態変化にも対応できるかを確認しましょう。

また、月額料金だけでなく、追加費用や退去条件など、契約前に確認すべき事項もあります。

足立区・葛飾区をはじめ東京都内で老人ホーム選びに迷っている方は、一般社団法人東京都社会福祉支援センターへご相談ください。


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