目次
【一般社団法人東京都社会福祉支援センター】デジタルと福祉のこれから
〜ワープロの日に考える地域福祉とICT活用〜
1. はじめに
1978年9月26日、日本で初めての日本語ワープロが発表されました。
当時は「手書きからデジタルへ」という大きな転換点であり、その後の社会に大きな影響を与えました。
今、私たちが直面しているのは 「スマホ社会への適応」 です。特に高齢者やデジタル弱者にとって、ICT活用は新しいハードルであり、同時に大きな可能性でもあります。
2. 高齢者とデジタルの現状
- スマホ利用率は増加しているが、活用は「電話・LINE」に偏りがち
- 区や行政のオンライン申請・アプリが使えず、不便を感じている人が多い
- 孤立防止・情報格差解消のためにデジタル活用が不可欠
3. デジタル活用がもたらす福祉の効果
- 孤立予防
LINEやオンライン交流会で「つながり」を継続できる。 - 防犯・詐欺対策
スマホアプリでの「迷惑電話防止」や「防犯通知」で被害を減らせる。 - 健康管理
歩数計・健康アプリ・オンライン診療につなげやすくなる。 - 行政手続きの簡略化
紙の申請書を出す手間が減り、オンラインで完結。
4. 福祉のみらいの取り組み
- スマホ教室(みらいカフェ・スマホでつながるデジタルみらい)
- 多世代交流イベント(みらい縁日・保育園児交流会)
- 身元保証・相続支援サービス
地域に根ざし、シニアが安心してデジタル社会に参加できる環境を整えています。
5. ワープロと福祉の未来を重ねて
ワープロが普及し、社会に「誰でも効率的に文書を作れる」時代が来たように、
これからは「誰でもデジタルで社会とつながれる」時代をつくることが求められています。
その鍵を握るのは、地域と福祉、そしてICTの力です。
6. まとめ
「一般社団法人東京都社会福祉支援センター」は、デジタルの力を活用してシニアの暮らしを豊かにし、地域全体が支え合える仕組みを育んでいきます。
👉 ご興味のある方は、スマホ教室や地域交流イベントにぜひご参加ください。
