目次
「もしもの時」に備えたいけど…何から始めればいいの?
「ひとり暮らしで将来が不安」
「入院や施設入所に備えて保証人が必要と言われた」
「元気なうちに、財産の管理も考えておきたい」
近年、こうした相談が急増しています。
高齢化が進み、家族や親族の支援を受けられない方が増える中で注目されているのが「身元保証」と「任意後見」です。
この2つはどちらも「本人を支える制度」ですが、役割や仕組みがまったく異なります。
そこで今回は、東京都社会福祉支援センターが、それぞれの特徴や違い、どんな方に向いているのかをわかりやすくご紹介します。
是非この記事を参考にしてみてくださいね♪
身元保証とは?「いざというとき」の頼れる存在
身元保証とは、病院への入院や高齢者施設への入居などの際に必要とされる「保証人」の役割を引き受けるサービスです。
本来であれば家族が担うことが多かったこの保証人業務ですが、
現代では「頼れる家族がいない」「子どもに迷惑をかけたくない」などの理由から、民間の団体や法人が担うことが増えてきました。
主な内容は?
- 医療機関・施設との連絡窓口
- 入院や入居時の契約書への署名
- 緊急時の対応
- 退院・退去時の支援(荷物整理、葬儀の手配など)
注意点
- 法律に基づいた制度ではなく、あくまで「民間契約」
- 提供内容や料金はサービス提供者によって異なるため、事前確認が大切
施設によっては「身元保証人がいないと入れない」と言われるケースもあり、今後ますます重要性が増す制度といえるでしょう。
任意後見とは?将来の判断力の低下に備える制度
任意後見制度とは、自分の判断力が元気なうちに「将来の後見人」を自ら選び、公正証書で契約しておく制度です。
判断力が低下したときに備えて、あらかじめ信頼できる人に「財産管理」や「手続き代行」をお願いできる仕組みです。
どんなことを頼める?
- 通帳や預金の管理
- 介護サービスの契約代行
- 各種行政手続きの代行
- 税金・公共料金の支払い など
任意後見制度のポイント
- 家庭裁判所の監督が入るので安心
- 実際に後見が開始されるのは「本人の判断力が低下した時」
- 後見人は家族でも、信頼できる第三者でもOK
「今は元気だけど、将来が心配」
「認知症になる前に、しっかり準備しておきたい」
そんな方には、早めの活用がとても有効です。
身元保証と任意後見、何が違うの?
項目 | 身元保証 | 任意後見 |
主な役割 | 保証人・緊急対応 | 財産管理・契約代行 |
利用開始 | 入院・入居の際に即日対応可 | 判断力が低下してから |
契約の形 | 民間サービスとの契約 | 公正証書での正式契約 |
裁判所の関与 | なし | あり(後見監督人がつく) |
主な対象者 | 身寄りのない高齢者、単身者 | 判断能力のある高齢者、障がい者など |
ポイントは、「身元保証は今すぐ必要なサポート」「任意後見は将来への備え」ということ。
どちらも役割が異なるからこそ、両方を併用しておくと非常に心強いです。
身元保証や任意後見を検討する“きっかけ”とは?
実際に身元保証や任意後見の相談に来られる方の多くは、
「まだ大丈夫」と思っていたところに、突然の出来事が起きたことが“きっかけ”になっています。
たとえば――
- 入院先の病院で「保証人が必要です」と言われた
- 施設見学に行ったら「身寄りがない方はご相談ください」と案内された
- 通帳の管理や契約書の確認が難しくなってきた
- 親しい友人が後見人をつけていた、という話を聞いた など
これらの出来事が、「自分もそろそろ準備したほうがいいのかも」と感じるきっかけになるのです。
また最近では、元気なうちから“おひとりさま終活”を始める方も増えています。
「家族に迷惑をかけたくない」「自分の人生の終わりは自分で決めておきたい」――
そんな思いで、40代・50代から相談に来られる方も少なくありません。
一人で抱え込まず、まずは相談から
「制度が複雑でよくわからない」
「どのタイミングで使うべきか不安」
そんな気持ちがあるのは当然です。
でも、一人で悩むよりも、信頼できる相談窓口で話してみることで、ずっと視界がクリアになります。
東京都社会福祉支援センターでは、制度の押しつけや営業行為は一切せず、
中立的な立場で“その人に合った選択肢”を一緒に考えることを大切にしています。
よくあるご相談内容
東京都社会福祉支援センターには、こんな声が寄せられています。
- 「退院が決まったが、施設に入るには保証人が必要と言われた」
- 「頼れる親族がいないが、いずれ認知症になるかもと心配」
- 「財産を誰に管理してもらうか不安」
- 「身元保証も後見も、どちらも必要なのかわからない」
一つひとつの事情に寄り添いながら、どんな準備が必要かを一緒に考えることが、支援センターの役割です。
東京都社会福祉支援センターでできること
当センターでは、身元保証や任意後見に関して下記のようなサポートを行っています。
▶ 身元保証のご相談
- 入院・施設入所時に必要な保証人がいない方へ
- 提携している法人による保証制度のご案内
- 緊急連絡先、見守り、死後事務(葬儀や遺品整理)に関する説明
▶ 身元保証のご相談
- 入院・施設入所時に必要な保証人がいない方へ
- 提携している法人による保証制度のご案内
- 緊急連絡先、見守り、死後事務(葬儀や遺品整理)に関する説明
▶ 任意後見のご案内
- 制度のしくみや流れの説明
- 公証役場での手続きサポート
- ご本人の希望に合った後見人候補のご紹介(必要に応じて弁護士・司法書士連携)
▶ その他の生活支援
- 成年後見制度や福祉サービス全般の情報提供
- 地域の支援団体、介護施設との連携
- おひとり様支援や生前対策のプランニング
「どこに相談したらいいかわからない」そんなときこそ、まずは東京都社会福祉支援センターにご相談ください。
まとめ
将来に備える“ダブルの安心”
今や、身元保証も任意後見も「家族がいれば安心」と言い切れない時代。
どちらも備えとして非常に大切ですが、それぞれ役割が違います。
身元保証は【入院・入居時】の保証や緊急時の対応
任意後見は【判断能力が低下したとき】の財産管理や契約支援
この2つをセットで準備しておくことで、将来の不安がグッと軽くなります。
私たち東京都社会福祉支援センターは、葛飾区・足立区を中心に、地域に根ざした支援を行っています。
「相談だけでも…」という方も大歓迎です。どうぞお気軽にご連絡ください。
私達、一般社団法人 東京都社会福祉支援センターでは、お客様ひとりひとりに合ったサービスの提供をしています。
入所前のご相談から入居後の支援まで、切れ目のない支援を提供しています。
相談は何回でも無料ですので、お気軽にお問い合わせください!
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みらいグループでお手伝いできること
一般社団法人 東京都社会福祉支援センター
エリア:葛飾区・足立区
業務内容:高齢者向けサービス全般・老人ホーム等の施設紹介・相続相談・死後事務・任意後見
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一般社団法人 福祉のみらい
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